思考することは、自他へのカウンセリングそのものである

国語塾を通して、改めて痛感することがいくつかあります。

その中でも、これは絶対というのが、

「思考することは、自他へのカウンセリングそのものである。」

ということです。

自分自身をわかること、それを通して他者をわかることそのものなのです。

国語塾、と銘打っていますが、実際は「思考塾」の方が近いかもしれません。

一人一人がつまづいているところを、クリアにしていく作業をやっています。


たとえば、とある男の子は、コミュニケーションが苦手でした。
最初に通い始めてくれた頃は、

私「今日、学校、どうだった?」
Hくん「学校では怒ってはいけません。なぜなら暴力はいけないからです。僕は怒ったんです。〇〇くんが××をしたので~(そこから何度も数カ月前の出来事を繰り返す)。」


というような、ありふれた日常会話の問いかけに対し、うまく返せない状態でした。


ですが、どんなところがどのように苦手なのか、掘り下げてみていくと、

「想像できないこと・あいまいなこと」
について、とりあえず適当に答えてしまう、

「嫌な想い出とつながること」
について、本能的に避けようとしてしまう、

といった大きい2つの傾向が見られました。

そのため、1つ1つそれらを洗い出して一緒に整理し、情報をインプットし直す作業をしてきました(継続中)。

変化の兆しが見られると同時に、お友達もできたそうで、相乗効果だと思いますが、明らかにコミュニケーション能力が上がり、スムーズな会話ができるようになってきています。

Hくん(中3)のお母様
息子の受け答えに関しては、ワタシだけでなく夫も成長を感じているそうです
(あの 無関心な夫でさえ 笑)。
切り返しも早く、上手い事を言うこともあります。けいさんとの特訓や、学校での友達とのやり取りも成長を促してくれているのでしょうね。

授業の最初に行う日常会話は、

「今日、文化祭だったんだってね」
「はい、そうなんです。」
「疲れた?」
「はい疲れました。」
「楽しかった?」
「はい楽しかったです。」
「何をやったの?」
「ステージを見たり、ボールプールをやったり、お母さんたちはかき氷を作ったりしてくれていました。」

こんな風にスムーズに行うことができるようになってきたのです。
同時に、表情も穏やかになり、態度も落ち着いてきました。

何より、すごいなぁと感動したのが、疲れるとヒューズが飛ぶように、たとえば突然、文章を書いているのに計算を始めてしまう・レコードのように同じところを繰り返し続けるといった症状が出てしまっても、

「ちょっと顔を洗ってきていいですか?」

などといって、自分でリセットできるようになってきたところです。


下記写真は、物の値段について、スマートフォンでゲームをやりすぎるとどんな困ったことが起こりますか?の問いに、
「一億円の請求がきます」
と答えたことをきっかけに、物の「だいたい」の値段について1つ1つ調べながら、書き出してもらっている様子です。


小宮国語塾


また、実は大人の女性の方からお申込みがありました。

以前、講座を受講して下さったこともあり、転職に向けて逼迫している状況だということで、特別にお引き受けすることにしました。

1時間×4回セットの講座でしたが、

K様
認知症だった方に、小宮さんから教えてもらった方法をためしてみたら、娘時代の記憶がよみがえり、たった一日で笑顔になってくれたのです。これはすごいことです。簡単な方法なのでわかりやすいし、自分自身の悩みもあっという間にクリアになりました。
と感動的なお言葉をいただきました。
(詳細についてはまた機会があればお伝えします。)





どんな風に思考していくかという「思考法」を、いくつか、その生徒さんに合わせて使い分けているのですが、ざっくり言いますと、だいたい

・右脳と左脳を同時に働かせていくちょっとした遊び
・枠で考える方法
・ワークデザイン法
・思考の深堀り

といったことをやっています。

今年度中に、無料説明会を開こうと思っていますので、ご興味がある方は時々ブログをチェックしてみて下さいね。


思考の2段掘りの一例


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