読者の方から:こみやさんは怒ったりしませんか? どのように声かけしていますか?

わかってはいるのですが、ついついイライラしたり、余計な世話を焼きすぎてしまったり、子どもの気持ちに共感出来なかったりして、自己嫌悪に陥ってます。

こみやさんは怒ったりしませんか?
どんな声かけをされてるんですか?

このような内容のご質問をこれまでも結構いただきましたので、まとめてお返事いたしますね。




私の考え方・やり方は、見方によっては非常にドライなので、お母さんがだーーい好きだった元夫からすると、愛情が薄いように感じられたようでもあります。
(もちろん私はそんなつもりはないのですよ?)

なので、ご参考になるかどうかわからないのですが…

根底にあるのは

①親子であっても人間と人間。
 私(ママ)もあなたたち子供の人生を侵害する権利はないし、あなたたちにもママの人生を侵害する権利はありません。

②社会に出た時に使い物にならない人間を育てても意味はない。これがママのポリシーです。
 時間厳守、段取り、身の回りの整理整頓、報告連絡相談、お金のことについては20歳までうるさくいいます。 
  
③そのかわり、いい大学に入れ、こういう職業に就きなさい、結婚しろ、そういうことは一切いいません。
 老後、面倒を見てくれとか、家にお金を入れてくれとも一切いいません。
 成人したら稼ぎ、税金を納め、自分で生計を立てて下さい。

④自分の考えていることは、世界中で自分しかわかりません。
 大事なことは、あなたがどう思ったか、ではなく、第三者がどう受け取ったか、です。



この4点です。

常にこれに沿って判断し、考えさせます。


たとえば、帰宅時間を守らなかったとします。
そういう時は

「何時に帰るお約束だっけ?」
「6時・・・」
「今何時?」
「7時・・・」
「どうしてこうなったの?」
「帰ろうと思ったんだけど、いろいろあってなんちゃらかんちゃら」
「でも約束は6時だよね。ということは、どんな理由があっても6時に帰らないといけないということだよね?」
「だって○○で××だったんだもん」
「じゃあ、学校の先生が、今日は子供が具合悪かったから、今日は電車が遅れたから、今日は熱があったから・・・そういって毎日、授業に遅刻してきたらどう思う?それは学校の先生として信頼される姿かな?」
「・・・」


「どんなことがあっても、決められた時間を守る、これが社会のルールなんだよ。
毎日遅刻する社員を、社長や会社の人は信用しない。毎回、約束の時間に遅れる相手と取引を結ぼうとは思わない
 これが社会のルールです。
だから、どんなことがあっても間に合うように、30分前には帰るようにしないといけない。
万が一、というように、1万回のうち9999回その30分がもったいないと思っても、たった1回のトラブルをその30分で回避できる可能性がある。
だから、最初から言われた時間のマイナス30分、というのが設定時間だと思いなさい。」


というようなことを毎回いいます。


また、出かけるときに
「今日は何時帰宅?」
「6時」
「ということは実際は何時帰宅?」
「5時半」
というようにやりとりをします。


それでも守れないときは(ま~守れません)、

「どんな理由があったにせよ、約束を守れなかったのが事実。第三者の目には、約束を守らないいいかげんな人、にしか映りません。そして、それは、あなたのことをどうでもいいと思っている、と相手に伝えているということです。」

と伝えます。

「ママのことなんか嫌い、どうでもいい、大切に思っていない」

それがあなたのママに伝えたメッセージだよと。

「そんなこと思ってない」

「そう思ってる・思っていないは、あなたしかわからない。ママも含め、あなた以外のすべての人は、あなたの行動からしかわからない。あなたのとっている行動は、相手をどうでもいいと思っている、というメッセージを伝える行動と同じなんだよ。」

このように伝えます。

これを、だいたい1つのことについて2年くらい繰り返すと少しずつわかってきますね。


 できるようになるのはまだ先かもしれませんが、基本的な考え方としてすんなり受け入れられる土台が出来上がるという意味です。ここを焦らないで下さいね~。


時には図を書いたり、一緒に一から行動をやり直したり(記憶の上書き ←結構、効きます)しながら。

20歳でわかっていればいいと思っているので長期戦です。
同じことを繰り返していると、必ずそのシナプスは太くなっていきます。そこに回路ができます。
大事なのは、トラウマになってしまうようなやり方をすると、決してそこに回路はできない、ということを肝に銘じることです。


もちろん、半年に一回くらい

「何年いったらわかんねんっ!」 ←何回、じゃない、何年ですよ?!
 
ということもありますが、そういう時は胸ぐらつかまえて

「あなたの望む人生を侵害する権利はママにはない。
あなたにはあなたの思う通り、好きに生きていい権利があります。

同じくママにはママの人生がある。
無駄に心配をかけられストレスを与え続けられる日々は、ママは全然幸せじゃない。ママはそんな人生はいやです。

こんなにママという一人の人間を大切に思わない奴のために、人生の時間と労力とお金を削って尽くすつもりはない。
自分はやらない、だけど衣食住を提供して、お金ちょうだい、学校行かせて、こんな都合のいい話はない。

ただちにどこかと養子縁組をする手続きをとって、ママと縁を切り、出ていきなさい。
手続きを取るまでは協力します。

でもここで一緒に住み、色々とママから恩恵を与かりたいなら、ママのポリシーを受け入れるしかありません。
ただしママのポリシーに納得いかないなら、いくらでも話し合いに応じます。いかがですか?」


と理詰めで責めます。


「おっしゃる通りでございます・・・」

と子供たちは二人とも納得し、反省し、何とかそうできる方向へ切り替えようと努力をします。
そういうわけで、これまで反抗するということも一切なくきています。


思うに、反抗というのは、理不尽に・感情論で、上から抑えられてしまう時にしたくなってしまうのかなと思っています。


お母さんだって(お父さんだって)できてないじゃん…て思われたり、それって社会で本当に大事なこと?と思われたり…
そういうのは聞きませんよね、やはり…。


子どもは純粋なだけに本質をきちんと見ているのですね。


日常の細かいことはもちろん書ききれませんので、ご質問いただければ、そういう時はこうしています、というようにお答えできると思います。

こんなんで参考になりましたでしょうか?



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