読者の方から:どこまでが親の責任なのでしょうか?

発達障害 食事改善

子供が問題を起こしたら親の育て方が悪いと世間の人たちの大半は思うみたいですが、
実際にどこまでが親の責任なのでしょうか?


どんな過酷な環境の元でもまともに育つ人もいれば、どんなに丁寧に一生懸命育ててもらっても、問題を起こしてしまう人もいます。

「もともと生まれ持った脳の形や特質、母親の胎内で受けた影響がまず土台になる」

のだと思います。根拠についてはこちらの記事をご参照ください;



この土台のバランスが良くしっかりしていれば、相当過酷な状況であっても、それをバネに前向きに糧にして生きていけます。
なぜ言い切れるかというと、私自身がそうだった(生まれ育った環境が相当過酷だった)からです。
これについては機会があればまたいずれ。

なので結論を先にいうと、だからこそ、生まれ持つ脳の土台をしっかりさせることこそが大事、ということに帰結すると思います。



親の責任、ですが、これに限ったことではないのですが、あらゆることについて、

「機能展開」

という思考法をお勧めします。

ワークデザイン、というシステム設計の手法なのですが、やり方さえ間違わなければ、必ず本質・あるべき姿・行きつくところへたどり着きます。

こちらに簡単ですが記載していますのでご参照ください。

システム化理論:それは何のためですか?

子供を産む という機能についての機能展開

それはどういうことですか?

自分(とパートナー)の遺伝子を残す

それはどういうことですか?

自分の能力を次の世代につなぐ

それはどういうことですか?

自分の命・できることに限りがある

それはどういうことですか?

現在・過去・未来というスパンで命を考える必要がある

それはどういうことですか?

自分の命に至った歴史と、これから築く未来への重みを受け止める必要がある

それはどういうことですか?

次の世代へつないで行けるだけの能力を持った人間を育てる必要がある


「次の世代へつないで行けるだけの能力を持った人間を育てる必要がある」

から人間は子供を産むのだということがわかります。

自分の命が今あるのは、自分に至るまでに多くの命がつながれてきたからであり、自分の命の期間はその長い過程のほんの一コマに過ぎず、これからも繋いでいくための命にすぎないのですね。

なぜなら命には、機能展開で明らかにしたように、限りがあるからです。
誰もが、永遠に生きていられるなら子供を産む必要などないのです。

この当たり前のことが、わからない人が多いですね。

子供をペットやお友だちと同じ感覚で扱う人がものすごく増えているように思います。
自分の「欲」を満たす手段になってしまっているのです。

子供を産む、ということは、

次の世代へつないで行けるだけの能力を持った人間を育てる必要がある

からだけなのです。


これを軸に考えれば、親の責任とは、そういう子供を育てること、になります。

つないでいくのは、動物や植物ではなく人間なのですから、命だけではなく、

・技術
・思考
・知恵
・伝統・文化

どれでもいいと思います。

私が、学歴を一番に考えていると本質がわからなくなる、とお伝えするのも、これが理由です。

逆説的に考えれば、
誰かが必死に今日までつなぎ続けてきた、命をはじめとするこうしたものを、簡単に殺したり傷つけたり、なくしたりしてはいけない、ということです。

こうしたものを否定・破壊する子供を社会に放り出してしまった責任、というのは親として重いと私は考えています。


私自身も、元夫や子供たちと暮らす中で、

やらなくてはいけないこと、やってはいけないことを何回(何年)言い続けてもわからない、叱っても追い出してもひっぱたいても、感情に訴えても、何をしてもわからない・・・

ありえないと思いました。

まさか自分がそんな人を伴侶に選び、そんな子供が生まれるなんて全く想像もしてませんでした。

自分がこうした苦労をしなければ、親のしつけの問題として、そういう親子を白い目で見ていたかもしれません。

ですが、だから仕方ない、で済まされることではないですよね。
それで皆さまもすごくすごく苦しまれているのだと思います。

だからこそ、先に使った機能展開という思考方法で、

「それはどういうことですか?」

と思考していき、最終的に分子栄養学にたどり着いたのです。

何回言ってもわからない→それはどういうことですか?→脳が機能していない→それはどういうことですか?

という具合に。

全力を尽くして、そういう子供を社会に放り出さないようにするしかないのですね。

怒ってだめなら、なぜだめなのか?どうして改善されないのかを考える。

ただただ注意したり、勉強だけさせていたり、愛情という名のもとに甘やかしたりすることは無意味だと私は思っています。


ですが、食事と発達障害や精神疾患の関係がわかってきたのは本当にここ最近ですね。
また、今のように情報を簡単に入手できなかったつい20年くらい前までは、どうしようもなかった、という背景もあると思います。

親も子も、正しい知識を得ることなく人生を棒に振るってしまった人たちもおそらく相当数いることと思います。

これは発達障害に限ったことではないと思いますが…。

社会全体が次世代へ伝えていくための今の自分たちの存在、ということを謙虚に受け止める必要があると思います。

企業、教育、政治、医療、通信、技術開発。

目先のことにとらわれているとすべてが狂いますね。

役所、学校、病院、就職先、身の回りの技術や食・・・

全てが、それは本当に人類にとって有益なのか?害はないのか?破壊に向かっていないか?

そのベクトルに沿って思考し、行動し、守っていかない限り、個人でできることには限りがあるのも事実だと思います。



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