多くの方からのご質問:高畑容疑者の事件、あれは発達障害なのでしょうか?

読者の方や周囲の方々から、同じようなご質問をたくさんいただきました。

「今話題の高畑容疑者の事件、あれは発達障害なのでしょうか?」


誰もが正しい診断プロセスを経ていない限りは、判断できないし、してもいけないことなのだと思います。
ですがこのブログをいつも読んで下さっている方々は、きっとそれぞれ感じるところもあると思います。

私の持論は、これに限らず、また発達障害そのものについてもなのですが、

全ての人の思考・言動は脳内物質の分泌バランス(脳の形や損傷が原因も含む)によって決まる

誰でも置かれた状況や生活習慣、飲食したもの(薬や麻薬を含む)などによって変化するもの

よってうつ・発達障害・人格障害・適応障害等の症状名をつけることにはあまり意味がないように思う

 
です。


下図は脳の思考傾向をざっくり図にしたものです。
ざっくり、というのは、実際はこんなに簡単なことではないからです。ただ、大きな目安にはなると思います。

実際に症状名がついていない周囲の人を見ても、何らかの傾向は大なり小なりあると思います。

braintendency1
こうした違いは、脳の形・分泌される脳内物質のバランス・信号が流れる回路によるものです。

これに、ワーキングメモリーの容量、知能の遅れ具合、トラウマ、運動機能のバランスなどが加わり、もっと複雑になっていきます。




これとは別に、極端に何かに執着や依存してしまうことがあります。
麻薬やドラッグ類、食、酒、ギャンブル、ゲーム、特定の人間関係、性、お金、宗教、占いなど。

これらはドーパミンが大量に出すぎてしまうことで起こります。

過剰な「欲求」「渇望」「強迫観念」「不安」「恐怖」をもたらし、自分で意思決定する機能が働かなくなって、内側から突き動かされるように行動してしまうのです。


これらに依存することになるきっかけは、例えば恋愛だったり、仕事だったり、大切な人を失った経験だったりすることもあるわけで、発達障害とは関係ありません。

何かをきっかけに、落ち込んだ気分を回復しようと本能的に脳を興奮させてくれるものに手を出し、そこで得た快感や自己回復感が忘れられず、継続的に手を出し続けることによって脳の制御機能(前頭葉の一部細胞)が壊れてしまうのです。

同時に「ノルアドレナリン大放出状態」を併発することもあり、その場合はこうした行動に加えて暴力的になったり、敵意むき出しになったり、被害意識や妄想が大きくなったりします。


要するに、

誰でも肉体的・または精神的ストレスがかかると、容易に脳内物質の分泌バランスは崩れてしまう
 

のですね。ストレスの中には、自分では気づいていない日常的な栄養(材料)不足も含みます。

ただ、その「土台」がもともと丈夫でとてもバランスのいい人は、相当な負荷がかかっても耐えられ(数日落ち込むとかその程度で済む)、そうでない人は様々な弊害が簡単に出やすい、ということなのです。



以上のことから、私は症状名をつけ分類することにはあまり意味がないと考えます。

脳の機能から考えて、明確に症状を分類することが困難なことのほうがずっと多いはずだからです。 

あまり、というのは、症状名をつけられることによって安心する人もいますし、現にこうして、発達障害という言葉で検索される方々へ向けて情報を発信することができるので、全く意味がないわけではないと思うからです。

それよりも、

誰もが、その時の「状態」に合わせて脳内物質の分泌バランスを整える手だてを行うこと

にこそ意味があると考えます。


私が分子栄養学に至り、毛髪検査と食事改善を一番に考える理由はここにあります。

簡単に激高して見ず知らずの他人に暴力を振るったり、命やお金を奪ってしまったりする事件がものすごく多いですよね。

これらは、たとえば精製された砂糖・米・小麦製品、清涼飲料水といった糖類を過剰摂取したことによる低血糖症によっても引き起こされます。
(低血糖症はノルアドレナリン大放出を招きます)

DHAやレシチンといった脳を構成する材料が足りなければ、欲を制御したり、相手の気持ちを考えるといった人間らしい機能が後退して、本能の赴くままになってしまいます。
新しいシナプスも作られないので、いつまでも過去のことにこだわり続けたりしてしまいます。

ビタミンB3やB12などが足りないと自分だけの世界に閉じこもりがちになり、あらゆることに懐疑的・批判的になったりもします。

脳がきちんと機能するだけの材料(栄養)がその人に足りていない・バランスが取れていないことが根本的な原因なのであって、精神疾患や発達障害だから、ではないのです。

逆なのですね。

事故や病気などによって脳の一部が機能していない、などといったケースは別として、基本的には材料不足により様々な症状が人によって現れる、それに症状名をつけているにすぎないのです。

注:発達障害はこれまで生まれながらの脳機能障害と考えられていました。
ですが、母親の胎内にいる時期を含め、食品添加物や栄養価の低い昨今の食べ物、小麦や乳製品に含まれるたんぱく質に対する不耐、食用油や精製された製品の多用などといったことが、脳の成長や正しいメカニズムを狂わせていることがわかってきています。そのため、大人になってから発症するケースも発達障害に含めようという動きに変わってきています。





以下、初めてこのブログに訪れて下さった方のために、抜粋記事と、いくつかお勧めの本のリンクを貼っておきます。






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