自分のラインを決める・問題の本質を理解する

最近、同じようなお悩みが多く寄せられましたので、ご相談下さった方にはそれぞれお返事させていただいたのですが、改めてお伝えしたいことが二つあります。

    親子関係からくる、たとえば愛着障害だとか境界性人格障害だとかについて

  • 私と同じような知識と方法を用いれば、自分も乗り越えられるのか?
  • そうできなかった場合、夫や子供を裏切ることになってしまうのか?


こちらのカラースライダーをちょっと見てみてください:

http://eelife.org/COLOR/suraido.html

R・G・Bそれぞれのスライダーを動かしてみてください。
R・G・Bという3つだけの要素で、一番右側の色が無限に変わるのがわかると思います。

(携帯からですと数値入力になってしまうかもしれません)
 
 
これと同じで、その人の人格・性格を決める要素は
 

・遺伝的要素

・生育環境(親の状態、食事、家族関係、住環境など)

・本人の努力や経験によって得た後天的なもの

 
がメインだと思っています。

これらが絶妙なバランスでその人の「色」を決めているのですね。

Fotolia_72863376_XS



このバランスが崩れると、人によっては発達障害に、愛着障害に、人格障害に、うつに・・・(もちろん併発している場合もあります)
などと、「その人に出ている明らかな症状」によって区別されていくわけなのです。
 
なので、これら3つの要素の線引きは、実際はとても難しいと思います。
(発達障害について、遺伝的要素はあってもそのスイッチが入るかどうかは、胎児のうちも含め生育環境によることもある、というのが最近わかってきています。)



【①義両親を含む親子関係について】


パートナーとの関係において深い問題を抱えていらっしゃる方のほとんどが、その親が過干渉だったり、あるいは勉強さえしていればあとは一切何も言わず甘やかし放題だった、というようなケースにあてはまるように思います。


あるいは、パートナーが親と密着しすぎているために、それが嫉妬や自己肯定感の喪失といった感情を相手に与えてしまうことでも起こったりします。


いずれにせよ、もう大人なのにもかかわらず、親に言い返すことができなかったり、幼児性が抜けず、気をひくための極端な行動に出たりします。
(暴言、暴力、家出、刃物を持ち出す、死ぬと言う、鍵をかけて部屋などに閉じこもってしまう、存在を無視し続ける、仕事をしなくなる、浮気に走るなど)


なので、こうした部分だけを見て、だから発達障害かというとそうとはいえません。
 
要するに、自分だけ愛してくれていること、自分を見放さないということを確認したいのです。
これでもか、これでもかと際限なく追求してしまう。相手が壊れるまでやってしまうのですね。
 
子供がいる場合はパートナーの愛情が子供に移ってしまうことに耐えられない、ということです。上の子が、下の子が生まれた途端に赤ちゃん返りするのと同じです。


本能的に母親の愛情を一心に受けていたいからゆえの行動で、


動物的な行動=精神の未発達によるもの=想像力の欠如がもたらす行動です。


本人も、まさか自分がそんな風になるとは思っていないはずで、だからよけいに本人自身がパニックになります。
いずれにせよ、生育過程において「まともな大人」になるだけの神経が発達していないことが原因です。


これが、程度や症状によっては、愛着障害や様々なパーソナリティ障害(自己愛性だとか境界性だとか強迫性など…)と言われているわけなのです。


それで、結局どんなものであれ、本人が気付いて克服しようと向き合わない限り、なかなか改善は難しいと私は思っています。
 
特に親の影響が強いために起こってしまっている症状の場合、ご両親がご健在の間は「共依存」が発生しているため、その呪縛から双方を引き離すことが難しいのですね。


先のブログでも書きましたが、それは何のためですか?という機能展開をしていくと、親という機能は
 
「次の世代を生み育て、命をそのまた次の世代へつないでいくこと」
 
これだけなんです。自分が親になった場合も同じですね。

「子供の足をひっぱったり、子供の作った家族に負担をかける」ような親は、親としての機能を失ってしまっているんです。

これを冷静に受け止め、その上でどう付き合っていくか考えること(付き合わないという判断も含め)。
このステージで判断できないパートナーを親子の共依存から引っ張り出すのはなかなか難しいのではないでしょうか。




【②乗り越えられるのか?乗り越えないと裏切りにならないか?】


あくまでも私流の考え方なのですが、

「自分で、もうこれ以上は無理」

というラインまで頑張ったのなら、もうそこから先は相手の問題です。

仮に、第三者からみてもっと頑張れたんじゃない?と思うようなことであっても自分がそこまでしか頑張れない、自分の限界がそこなら、それが「ライン」なのです。
 
 
今に至るまでにきっと色々あったと思います。

いくらそれが親子の問題だったり、障害の問題だったにせよ、その「ライン=限界値」を持った自分を人生の伴侶に選んだ相手の責任でもあり、それがお互いの学びでもあるのです。

相手が学ぼうとしない、先へ進もうとしないのであれば、それ以上、自分を壊してまで付き合う必要はありません。

いつまでもそんな無責任で横暴な相手に振り回され、自分の人生を、さらには子供の人生まで巻き込んで見失っては絶対にいけません。


私の場合は、夫も頑張るといい(←言うだけで実際は頑張れてはいなかったのだけども)私も頑張れたから、ここまで来られただけの話です。



最後にお伝えしたいことを書きますね。

【③ご自分を絶対に責めてはいけません】


まず、今悩まれていらっしゃる方は、発達障害の当事者の方であれ、ご家族の方であれ、ご自分を絶対に責めてはいけません。
ここからのスタートになります。
責めるエネルギーは、ストレスとなり、無駄に栄養素を消耗してしまいます。悪循環です。


きちんと体の機能を整えてあげれば、体はもちろん心も元気になり、自然と前を向く気持ちになりますし、優しさ、心のゆとり、冷静さといったものもバランスよく戻ってきます。

Fotolia_104262953_XS

ホルモンはたった一滴で、学校のプールの水全体が変わってしまうほどの影響力を持っているといわれています。
それくらい、脳内物質の分泌バランスって人格や人生を左右してしまうのです。


まず、1年、しっかり食事改善に取り組み、また顕在意識・潜在意識両方の在り方に心を配りましょう。


期間を決めることはとても大切なことです。

1年、自分の細胞に栄養を満たすことだけに集中すれば、1年後、

「あの時はもう死にたいくらい悩んでいたんだよな・・・」

と思えるくらい、良くなっているはずです。そうしたらさらにもう1年、頑張れると思います。

長くても2年、しっかりと食事改善(もちろんサプリメント補給なども含め)に取り組めば、思考も変わり、体も元気になってきます。
良い出会いがあったり、長く続けられるような仕事にご縁ができたりするようになってきます。

どうしても自分の波長が低いと、波長の低い人や事象を呼び寄せてしまいます。正しい判断もできません。

まずは自分を満たしてから。

これが鉄則ですよ。




下記バナーの1クリック応援 とてもうれしいです。1日1クリックのみ有効です。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ

カウンセリングのご案内
ご感想