無意識で設定していることが現実を左右する

毎月、5日・10日は、無意識の世界・人間の心と体についてご紹介していきます

無意識的な行動とは

人が無意識のうちにやってしまっていることというのは実はたくさんあります。

「無意識」というくらいなので意識していないため、自分では誰かから指摘されたり、改めて自分の姿を録画したものを動画で見たりしないと気づかないことが多いですよね。

私も講座を行うようになってから自分の動画を見て初めて
「要するに」
という言葉を多用していることにショックを受けました。
要するに、が多すぎて、全然「要するに」になってないじゃん・・・_| ̄|〇


無意識でやってしまうこと、というのは小脳に記憶されていることがわかっています。
たとえば、一度身に着けてしまえば何年経っても忘れない自転車の乗り方や自動車の運転などです。

こうした情報は、いちいち大脳で考えて行動しなくても体が先に動いてしまう。
頭では別のことを思考していても勝手にやってくれますね。

女性だったら、たとえば今晩のおかずは何にしようかな~などとメニューを考えながらスーパーへ自転車を走らせる。

男性だったら、今日のプレゼンの段取りは・・・などと考えながら髭を剃ったり車を運転したりする。

意識と無意識が同時に別々のことをやっているわかりやすい例です。

逆に言えば、意識とは関係なく体が自分を操作してしまうこと、これが無意識のなせる業なのですね。

人生に大きく影響する無意識下の条件設定

その無意識的な行動というのは、生まれてから身に着けていったものが多いのです。

人生に大きく影響を及ぼしてしまうような無意識的行動というのもいくつかあり、その中でも一番影響力が強いのではないかと私が思うのは

〇〇しないと~できない、~になれないといった条件設定

といったことです。

ご相談いただく中でとても多いのが、お子さんの

・勉強しないといい学校に入れない
・食べないと大きくなれない
・コミュニケーションがうまく取れないと友達ができない
・きれいな字が書けないのでこのままでは将来困る
・昼夜逆転が治らずまともな社会生活を送れない

というようなことなのですが、こうしたことは、そのように心配されていらっしゃる親の立場の方々が、御自身の育った環境や、これまでの人生の中で本だとかTVだとか、あるいは誰かから言われたことなどが刷り込まれて出来上がった「無意識下の常識」に思わされていること、ともいえます。

〇〇でないと成功しない・幸せになれない

というように設定してしまっているので、お子さんが〇〇でない状態に対して、不幸・失敗という視点でしか見ることができず、ついつい口うるさく言ってしまう。

また自分にそういう子供がいることで人生が不幸・失敗だとも思ってしまいます。

このように扱われた子供、というのはやはり同じように無意識下で

「自分は人として足りない人間なんだ」

と刷り込まれ、自己肯定感が育たず、どんどんマイナスの方向へ行ってしまうのですね。

光の当て方を変えることで条件は崩壊していく

ですが、時代の変化に伴って常識というのはどんどん変化していきます。

例えば私たちが子供の頃は、日に焼けた方が健康に良いという常識の元、日焼けオイルを塗りたくって炎天下で体を焼いたりしていましたが、紫外線の人体への影響がわかってきた今となってはあり得ない自傷行為ですよね。

同じように、運動中水を飲んではいけないとか、白いご飯やパンなどの炭水化物は絶対必要とか、疲れたら糖を摂取、三角食いが正しいマナー等々、最近わかってきた食物の影響と体のメカニズムからは考えられないような常識まで、まかり通っていました。

同じように、先述挙げたいくつかのことも、実はそんなことはないことばかりなのです。

今やIT技術が進み、世界的に人種・言葉・時間の壁がなくなってきています。

学校というシステムも、サイバー大学、サイバー高校といった、インターネット上で必要な情報だけを学べるものがポツポツと現れてきました。
これからさらにこのような教育体系というのは増えていくと思います。

逆に言えば、そうしていかないと時代についていけないのですね。

今までのように、何年経ってもほとんど変わらない内容の授業を・全員に行う、ということ自体がもうナンセンスな時代になってしまったのです。
理由は単純で、ツールさえあれば・瞬時に・世界の最新情報が・自分の手元に入手できる時代になったから、です。


食べないということについても、個々人に必要な栄養素をしっかり補給することを考えずに、ただお腹がいっぱいになるための食事というのは、無駄に体に負担をかけるだけです。
これについては食事に関する講座で詳しくお伝えしているので省きます

コミュニケーションについても同じです。

一見、言葉で伝えるのが苦手で、お友達の中で浮いているように見える、というお子さんも、実はそうしている間に様々な人をよく観察し・色々と感じる感受性を育てています。
なので決して悪いことでもマイナス要因でもないのです。

さらに今は時代的にもそういう「ぼっち」に対して寛容になってきましたよね。
ぼっち席があるカフェや、学食なども増えてきましたし、そもそもが携帯などの普及によりお友達との会話もほとんどLINEで済ませたり、男の子なんかは数人で集まってもみんなで無言でゲームをやっていたりしますものね。

きれいな字が書けなくても、今やほとんどの書類はWEB上でやり取りでき、PC等で作成できるので職種によっては全く問題にならないことも多いですし、昼夜逆転についても、市場を動かしているマーケットが動くのが日本時間の夜~明け方がほとんどですから、むしろその方が勝ちに行けるチャンスがあるのです。

このように、必ずしも今絶対にこうだと思っていることが正しいとは限らない。

そして、全く違う見方をすることによって、それはむしろメリットや強みになっているかもしれないのです。

無意識で設定しているものを引き寄せてしまう

ですがこうした「良い点」を全く見ることなく「悪い点」にばかり光を当ててしまうと、芋づる式に悪い点ばかりを引き寄せてしまうのですね。

本当は人間の無意識というのは同時に良い情報も悪い情報も把握しているのですが、そこから良い情報を切り捨て、悪い情報だけを大脳が認識するように設定してしまっている、ということなのです。

例えていうなら、人間は実は誰かとお話しているときに、その空間にある照明の数や壁紙の柄なども合わせてちゃんと見ているわけですが、意識していないとそうした情報は記憶に残りません。

興味のあるもの、その相手が話したことで強く印象に残っているものしか、記憶に残らないですよね。

自分の興味のあるものしか引き寄せない=無意識でこれは重要であるとかこうだと設定したものしか自分の情報として引き寄せてこないので、どんどんそうした現実ばかりが積み重なっていってしまうのです。

ちなみに意識で自分が考えていること、というのも、実は無意識が先にあり、その結果を大脳が認識してあたかも自分の意志で考えているように反映されているとも言われています。
このお話はまた改めて。ちなみに量子場観察術講座にご出席された方には詳しくお伝えしています。

話を元に戻すと、最初に列記したような条件設定は、そうあってほしくないと意識では思うのにも関わらず、どんどんそういう現実が展開されていってしまいます。

お金の問題にだけは絶対振り回されたくないと強く意識で思えば思うほど、どういうわけかお金の問題に巻き込まれて行ってしまう。

無意識が「自分はお金の問題に巻き込まれてしまう」と設定してしまっているので、お金の問題に巻き込まれますという情報ばかり切り取って収集したり発信したりしてしまう結果、自分にそうした現実が返ってくる、という仕組みです。

逆に言えば、今自分の身に起こっていることから、無意識がどんな設定をしているかが見えてきますよ。

なかなかピンとこない方もいらっしゃると思いますので、このお話はまた別の機会にもお伝えしたいと思います。