例えばここぞという時に力を発揮できない理由

毎月、5日・10日は、無意識の世界・人間の心と体についてご紹介していきます

人は誰でも生まれてから次第にその人なりの癖がついていく

人は誰でも、生まれたばかりの赤ちゃんの頃は、目の前に現れたものをそのまま認識するところから始まりますよね。

それが親なのか・自分の手なのか・食べ物なのか、わかりません。
一つずつ、これはこういうもの、というように認識=プログラミングしていきます。

次第に言葉を覚え、行動範囲が広がり、様々なことを「経験」として身につけていきます。
その過程で、

A+B=C のように「ある事象とある事象が結びつくと、Cという反応が自分の体に起きる」というような「くせ」や「パターン」が人それぞれできていきます。
たとえば、体調の悪い時にたまたまりんごを食べて吐いた経験があるため、りんごを見ると気持ち悪くなる(りんごが嫌い)とか、犬に噛まれた経験がある子供は、犬の鳴き声を聞いただけで噛まれた時の恐怖が蘇ってしまう など。
 

あるいは、誰かに言われたことがいつのまにか自分の常識にすり替わってしまっていることもあります。
たとえば男の子なんだからこのくらいがまんしないといけないとか、〇〇大学に入れないくらいじゃ社会で通用しない、など。

この誰かに刷り込まれてしまった常識というのが一番、良くも悪くも人生を大きく左右する一因でもあったりします。このお話はまた改めて記事にしますね。



こうした「くせ」や「パターン」は無意識に刷り込まれているので、特定の状況下で勝手に作動してしまいます。

この試合で絶対勝たなくてはならないとか・絶対にここで点を落とせない・絶対にこの人に今日プロポーズする・といったような時に、極度に緊張して普段しないようなミスを犯してしまうことなどよくありますよね。

意識では決めなきゃ、と思っているのに、体が勝手に緊張や興奮してしまい、手が震えたり心臓がドキドキしたり、汗が出て来たり、頭が真っ白になったりしてしまいます。

オリンピックに出場する選手ですら本番で、通常ではありえないようなミスをしたりすることも多々あるくらいですから、私たちなどは推して知るべしです。

無意識と体の反応の関係

その緊張を司っているのが「無意識」の領域です。

人体でいえば自律神経が司っている部分です。
呼吸も心拍も内臓の動きも、勝手に動いてくれていますよね。

今日は気分がいいから呼吸を2倍にしようとか、景色がいいからまばたきを半分にしよう、などとは意識してコントロールしていないですよね。
私たちが誰かと話をしたり、テレビを見たりしている間にも、勝手に色々と体の調整をやってくれているわけです。

ちなみにこの「くせ」がもっと深刻化すると

何度相手を変えても暴力をふるうパートナーを選んでしまう とか
どんな仕事に手を出しても続かない

のようなことになっていってしまうわけです。

自分ではもっと優しい男性と出会いたいと思っていて、今度こそこの人なら大丈夫、と思ってつきあい始めるのに、しばらくすると化けの皮がはがれてきて、やっぱり暴力男だった、というようなことや、今度こそこの仕事を続けたいと転職しても、心無い同僚や、仕事ができないワンマン上司などにあたってしまって、いつも人間関係で苦しんでしまう・・・。

これらは、無意識で作り上げてしまったパターン=無意識で設定している事柄が引き起こしている事象です。
この、無意識で設定している事柄 については次回(4月10日)にお話しします。


ご相談いただく中で多いのが、

「本番に弱い」
「見知らぬ人や場を前にすると極度に緊張してしまう」
「家では平気なのに学校だと集中できなかったりお友達に手が出てしまう」
「おでかけする時に限って熱を出す」

といったことですが、これもどこかのタイミングで刷り込まれてしまった特定の反応なのですね。

私たちは何となく、先に大脳で思ったり考えたり感じたことの結果として、体の反応が起こっている、というように認識していますが、実は無意識が先に色々と察知してそれを体に反映させ、その反応を大脳が知覚するという順番で起こっています。

この最たるものが虫の知らせというやつです。
まだその情報を聞いてもいないのに、なんだか胸騒ぎがしたり、持っていた大切なものを落として割ってしまったり。

この無意識の反応と深く結びついているくせをニュートラルに戻す技術が量子場調整®であり、自分の無意識が本当は何を・どこを観察しているのかを知る技術が量子場観察術®です。

量子場調整についてはこちら

人間のこの「無意識」でくくられている能力というのは、実はとてもすごい力を秘めています。
これから毎月少しずつお話していけたらと思います。