【空に咲くひとひらの花】:連載第11回 子供が受け継いでしまったもの①

 
これまでのお話:【空に咲くひとひらの花】
 
 
今回からお話を私個人だけではなく家族に広げてみたいと思います。
 
 
発達障害はご存じのように、遺伝性が強く出るケースも多々ある障害です。

調べた範囲の症例では私の父のみならず、恐らく祖父に関してもその傾向があったと思います。

母も祖母も家庭生活という点では相当苦労したようですが、時代が時代だったので父や祖父が非難の対象になることはなく、夫を立てる妻の名のもとに全ての不協和音は飲み込まれていったみたいです。
 
 
そしてその遺伝子は私からやはり息子へ受け継がれました。

娘にはほとんど徴候はないのですが、息子はコピーじゃないかと思うくらい自分が幼少期から感じてた「生きづらさ」の元になっているマイナスの要素をもっています。

それをはっきり自覚したのは彼が小学校2年生の時です。
 
 
息子は家内のママ友の勧めもあり、地元の軟式野球チームに入ることになりました。

しばらくしてから私もお父さんコーチとしてお手伝いをすることになりました。

スポーツ特に球技は大の苦手だったのですが、監督を含めたコーチの集まりに一度顔を出した際、非常に熱心に勧誘されたこともあり雑用程度でよければ、とういうことでお引き受けすることになったのです。
 
boysbaseball
 
 
勝手が分からないながら息子を含めた低学年の練習のお手伝いをします。

それぞれの守備の際の列づくり、球拾い。フリーバッティングの時の球出し。キャッチボールの相手。短い距離でのノック。

小さな子供たちが一生懸命頑張っている姿は見ていて微笑ましいです。
 
 
ですが球技が全くダメな私はノックどころかお父さん同士のキャッチボールすらままならないのです。
これではお手伝いどころか足を引っ張る存在となってしまいます。

仕方がないので、野球経験のある他のコーチにコツを伺い、チームの練習後、自主練を重ねました(^_^;)
 
 
何しろノックの際、空振りというあり得ない状態からのスタートです。
(余談ですが、子供相手とは言えこうした失態はかなり恥ずかしいものがあり、連続5回空振りをし子供から
「コーチ、まだー!?」
と言われた時は穴があったら入りたい気持ちになりました)
 
ノックのコツは自分でのボールトスの位置を一定にすること。
バットを振るのではなくどちらかというと当てにいき、まっすぐ出すこと。
フォロースルーをきちんと行うこと。
力を入れすぎないこと。
利き手が右の場合、左手主導でスイングに入り、右は軌道を支える程度に考えること。
 
 
これらのことをポイントに置きながら、ひたすら河川敷で橋脚相手に壁打ちを行いました。
 
 
まともに狙った所に打てるようになったのは2年目くらいからでしょうか。そんな新米コーチが1学年12~3人の面倒を見る訳です。
 
 
当時は1年生から6年生までをA,B,Cチームの3チームに分けていました。

Aチームは高学年を中心としたレギュラーチーム(1軍ですね)、Bチームはそれに準じるチーム、Cチームは低学年を中心としたチームとなります。

私はCチームで、監督とあと3~4名のコーチで運営していくことになりました。

練習は土日の朝7:30~午後1:30までで、Cチームは正午で解散となります。

野球の練習はもちろん行いますが、低学年ではまずチームでの行動、団体行動を学ばせます。

団体行動といっても、列:順番を守る、周りの行動に合わせる、呼ばれたら元気に返事をする、程度です。

そんな中必ず毎回ケンカしている2~3人の一団がいます。

もちろん中心はウチの息子ですm(__)m
 
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つづく
 
 

wriiten by  鳴海集一 Shuichi Narumi

 



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