警察沙汰を起こしたご子息様のその後のお話が届きました


このサイトで、大人の発達障害実話の連載記事「空に咲くひとひらの花」を書いて下さっていた鳴海様から、あの問題の多かったご子息様の「その後のお話」が届きました。
ぜひお読みいただけたらと思います(文字数の関係で一部編集させていただいています)。

 ※空に咲くひとひらの花へのリンクは記事下でご紹介します



こんにちは。
頂いた情報と機会で、うれしい変化がありましたのでご連絡させて頂きました。
==
息子の近況についてお話したいと思います。

こみや様とのやり取りで得た情報を元に、彼の土台について何とか改善できないかと取組みました。

最初のきっかけになったのは引っ越しです。

自分探し中の彼の部屋はいつも薄暗く、ゴミにまじって本や服がうず高く積み重なっている状態は見るだけで暗い気持になったものです。

何年か前に覚悟を決め、家内と二人で徹底的に大掃除をしたのですが、半月も経たない内に元の木阿弥状態になりました。

「こいつはこの先どうなっていくのだろう」

目を背けたい気持ちと向き合わなければ、という気持ち。常に半々でしたが、意を決し一度リセットをかけることにしました。

まずは環境を変えようと思い、引っ越しを決断しました。




ある程度引っ越しの準備が進んだ折、息子に伝えました。

「一緒についてくるのか自活するのかよく考えて決めなさい。自活して欲しいとは思うけど、今のお前の状態ではすぐ生活に行き詰ると思う。今の自分を少しでもよくしたい、変わりたいと思うならしばらく一緒に生活してみるのもひとつの手段だ」




息子が結論を出したのは、引っ越す1か月前でしたがともかくまた親子4人での新生活がスタートしました。

引っ越し準備段階や引っ越し当日も様々なトラブルが持ち上がったのですが、何はともあれリセットはかかりました。

一緒に生活するにあたり彼にいくつかの条件をだしました。

・家賃を入れること。

・家賃を払えなくなったら家を出ること。

・部屋を片づけること。

・生活改善のアドバイスを取り入れること。

自分としては最低限のハードルのつもりです。まずは出来ることから、という気持ちでした。




食生活の改善に関しては、クリニックの指導に従い、腸内環境の改善から始めました。
発芽玄米を主食として各種サプリメントの摂取。
当時彼は二つのアルバイト掛け持ちしており生活は不規則だったので、発芽玄米は炊いて冷凍したものを用意しました。いつでも食べられるようにです。

サプリはオリーブリーフとK-リゾレシチンが中心。概ね積極的に摂取していたようです。
豆乳のヨーグルトも勧めたのですが口に合わなかったみたいだったので、納豆と糠漬けの漬物に換えました。


引っ越す前も色々ありましたし、引っ越してからも色々ありました。

もしかしたら最後のチャンスになるかもかも知れない今回の同居について、彼の様子を見ている限りあまり切羽詰った感じはないようです。

家賃に関しても最初の2ヵ月は自ら渡しにきましたが、他にどうしても入用があるからとかなんとか、3ヵ月目以降はだんまりを決め込みました。
部屋もまた散らかり始めていたので、そろそろ本気で家から出す算段を考えなくてはならないかも知れません。


一体彼は今の状況を分かっているのだろうか。
どうしたら自覚につながるのだろうか。
正直打つ手は思いつきませんでした。




いきなり話は飛びますが、量子場調整のこと。
 ※量子場調整についてはこちらをご参照下さい


その内容と効果はこみや様からの情報で存じておりました。
また実際自分で量子場師の方から施術を受け、量子場観察講座も受講しました。

これはすごいかも知れない。

確信めいたものが心の中でできつつありました。
ただ私がふれたのはほんの入り口にしか過ぎず、自らの量子場調整で息子に何らかの影響を及ぼすことができるとは思いませんでした。

それでも試してみるのはタダです。一縷の望みをかけ、息子の量子場を映し

「自立し、幸せに向け具体的な努力をする」

と宣言しました。

それからしばらくは何事もなく過ぎました。
相変わらず家賃をいれなかったため3月の頭に、今月いっぱいで家を出るように伝えました。

そんな折、会社の同僚から「期間工」の話を聞きました。

同僚はネットの記事で、「一人のニートが奮起し期間工の仕事に応募し、半年働いて生活の基盤を築いたエピソード」を見たそうです。

期間工、ご存知でしょうか。

主に自動車メーカーの工場で働く期間従業員のことです。
以前は底辺職場の代名詞のような扱いでしたが、最近は労働環境も整備され衣食丸抱えで雇っている所が多いので目的を持ってお金を貯める必要のある人たちに人気のようです。

調べると家の近所で正に今人を募集しています。
正直これしかないと思いました。

家から出したとしても、とても一人で身の回りのことが出来るとは思えないし第一お金の管理が出来ないので早々に行き詰るのは目に見えている状況です。
期間工として働けば、少なくとも住と食は確保されているし、ほぼ軟禁状態で働くため半ば強制的にお金も貯めることができそうです。

問題は本人のやる気です。

働くこと自体にはあまり抵抗なくアルバイトも続けていますが、基本辛いことからは逃げてきた息子です。果たして「期間工」にどんなイメージを持つか?


とりあえず彼と話し、私が調べた範囲の資料を渡しました。強制ではなく、あくまでも一つの選択肢として考えてみろ、と。

正直期間工として働く決断はしないだろうと思っていました。
その踏ん切りがつくのであれば、もっと早い時点で自分で生活を変えていたでしょう。今回の期間工という手段がダメだった場合、やはり後先考えず一旦は家から出すしかないと腹をくくり始めました。

それから2週間ほどたちました。

結局どうするのか、と水を向けたところ

「期間工、やってみることにした。もう申込みも済ませた。今週末面接にいってくる」

おおっ!!!!

信じられない言葉です。
いったい何が起きたのでしょうか。心当たりは「量子場調整」しかありません。

次に果たして雇ってもらえるのかという不安が頭をよぎりましたが、無事採用され3月末から働くことになりました。
聞けば地元に近いと甘えが出るから、あえて遠い勤務地、寮を希望したとのこと。

基本週末には家に帰ってきますが、一番最初の帰省時には

「とにかくハンパじゃなくきつい」

と翌日夕方まで眠りこけていました。
送り出すとき

「身体はともかく人間関係なんかで精神的にやばそうだったいつでも帰ってきていい」

と一応の言葉を添えておきました。




花の季節が終わり、新緑が目にまぶしいこの頃になりましたが、今の所息子は期間工として働き続けています。
息子には十代後半から思い描いているある夢があるそうです。

貯まりつつあるお金はその夢に使うそうです。期間工が終了したら家に帰ってくるのか、
一人暮らしをするのか聞いたところ
「今、物件を探している」
との返事がありました。
(おおっっ!!)

親としての願いは本当に一つだけです。あの若葉に覆われた木々のように、しっかり根を張って幸せになって欲しいということ。

この先彼の人生がどうなるかまだまだ分かりませんが、とりあえず動き出したように見えます。

本当に機会頂き感謝します。ありがとうございました。
また進展がありましたらご連絡申し上げます。


これまでの全お話はこちらです;


~大人の発達障害実話(子供へ伝わってしまったものも含め)~ 
空に咲くひとひらの花



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