ADHD・自閉症・うつと低血糖症

低血糖症というのをご存知ですか?

あまり耳慣れないし、自分にはあまり関係ないと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

糖というと、真っ先にスイーツだとか、ジュースだとか、あるいは砂糖そのものなんかを想像しますよね。

でも実は、炭水化物もほとんどが糖質で出来ているのです。


ご飯1杯に含まれる炭水化物は約60gで、そのうち糖質は約59g。
1個4gの角砂糖に換算すると、15個弱。


パスタの1食分100gでは糖質69.5g、角砂糖にして17個強と言われています。
 
なので、
 

  • パン
  • ご飯
  • パスタ
  • ポテト
  • 揚げ物
  • ラーメン
  • うどん
  • ビール

  • なんかを普通に食べたり飲んだりしているだけでも、食べ方によっては知らないうちにこの「低血糖症」になっている可能性大なのです。


    だから朝食はパンにコーヒー、ランチはカツ丼やラーメン、夕食は揚げ物にビール・・・なんていう食事が普通にありそうな男性の方などはもう赤信号。




    また、ヘルシーな食事をしているつもりでも、朝食はシリアル&サラダとフルーツ、ランチはパスタ&サラダ、夕食は野菜の煮物や野菜の天ぷら・・・

    なんていう女性にありがちなメニューも、実は糖質がとっても高いのです。
    にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなどの根菜は、ビタミンや食物繊維が豊富で良いのですが、糖質は高いので注意が必要。



    こうした糖質の高い食事をすることによって、血糖値が急激に上昇。
    これを何とかしようとインスリンが放出され、今度は急激に血糖値が下がります。この低血糖状態が、


    • ボーっとする
    • 眠くなる
    • 集中力が無くなる
    • 無気力になる
    • 落ち着きが無くなる

    • という状態。よくランチを食べた後眠くなるのは、実は血糖値の急上昇が原因なんですね。
      (低糖質の食事に変えると、眠くならないし、おなかもあまり空かなくなります)


    この低血糖を脱しようと、今度はアドレナリンが分泌されます。この乱高下が繰り返されるほど、
     

    • イライラする(ちょっとしたことで怒ったりキレたり感情的になったりする)
    • 攻撃的な気分になる(物を壊したり、相手を傷つけるところまで言ったりやったりしてしまう)
    • 蓄積された糖分が血液中に放出される
    • 食欲が異常に増す(食べても食べてもおなかがすき、間食が増える)※文末

    • ようになり、これを補おうと、体内でビタミンB群を大量に消費してしまいます。



    こうしたことが毎日続くと、アドレナリンが分泌されっぱなしの状態になり、精神安定・睡眠コントロールに不可欠なセロトニンや、物事を最後までやりとげるのに必要なドーパミンなどの脳内物質が、正しく分泌されなくなります。

    これが「低血糖症」


    そしてこの低血糖症が、細胞活性化や体と心の安定に絶対必要なビタミンB群を大量に消費し、
    うつ病・ADHD・アスペルガー・自閉症・適応障害などを引き起こしていくわけなのですね。



    同時に、糖は腸内の悪玉菌といわれているイースト菌(かびと同種の真菌類。カンジダやパンを発酵させるのに使うイースト菌もこれに含まれます。)のエサとなります。
    イースト菌が増えると、毒素を出し、腸壁を傷つけ、これもリーキーガット症候群の原因になり、発達障害を悪化させる原因になるという研究結果が出ています。


    発達障害や精神疾患は、こうした食事との関係が非常に深いといわれています。
    たいてい、小麦・乳製品に対する不耐(グルテン不耐・カゼイン不耐)と、低血糖を併せ持っていることが多く、グルテンフリー、カゼインフリー&低糖質の食事にするだけでもほぼ治る、と言う人もいるほどです。


    要は、発達障害も精神疾患も「脳内物質の分泌バランスが悪くなっていることにより引き起こされる症状」なので、正しい分泌バランスにしてあげればよくなるのは当然といえば当然ですよね。





    ではどんな食事がいいのでしょうか。

    簡単にコツをいうと、

    • 発芽玄米
    • 味噌汁
    • 漬物
    • 豆腐・納豆
    • たまご焼き
    • かぼちゃやしいたけなどの煮物
    • 生野菜



    というような、昔ながらの和食がいいのです。これにおやつとして

    • バナナやりんご
    • 小魚や海藻
    • ナッツ類



    なんかを足すといいのですね。
    詳しくはこちらをご参照下さい:
    心と体に効くレシピ! メニューの基本的な考え方


    こうしたメニューには、

    • 腸内環境を良くする乳酸菌
    • 細胞膜や脳内物質の元となるレシチンやDHA
    • 体のほとんどの土台となるたんぱく質
    • 栄養がしっかり働く助けをし、心の安定を図るビタミンやミネラル



    など、発達障害や精神疾患だけでなく、美容と健康にもいい栄養素がバランスよく入っています。


    これらの食事をきちんと三食とり、足りない分はサプリメントで補うことにより、薬を飲まなくても3ヶ月くらいでぐんと改善されていきます。
    ぜひ試してみて下さい。本当におすすめです。


    その他、レシピや分子栄養学についての簡単なご説明などはこちらのサイトにまとめてあります





    食べても食べてもお腹が空くのはなぜ?


     糖の代謝にたとえばビタミンB6が消費されてしまうと、その分のたんぱく質の分解合成が行われなくなってしまいます。
    特に精神安定に必要なセロトニンや睡眠に必要なメラトニン合成には、必須アミノ酸であるトリプトファンが必要なのですが、この合成にもビタミンB6は必要。
    セロトニンには食欲を抑えるはたらきがあるため、セロトニンが不足して食欲増加が起こってしまいます。


     また、セロトニンはメラトニンの材料になるため、セロトニンが不足するとメラトニンも不足します。
    正しい睡眠がとれなくなると、食欲を増進させる「グレリン」という成分と、食欲を抑える「レプチン」という成分のバランスが崩れ、食欲が増すということもあります。
    睡眠不足は睡眠時に分泌される成長ホルモンも減少させてしまうため、筋肉をつくるためのタンパク質の合成などが行われにくくなったり、代謝が落ちたりします。


    その結果、体内で分解合成できなかったアミノ酸を食事から吸収しようとする働きが生まれます。
    これらが睡眠不足から来る食欲の原因になります。
     尚、ペンシルべニア州立大学の研究では睡眠時間が1時間減るごとに、1日当たり201Kcalも余分に摂取していることが明らかとなったそうです。
    出典



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