整理整頓が苦手というよりも片付けることに全く興味がないのがADHD

 

ADHDの人は整理整頓が苦手、と言われていますが、実際は、毎度毎度片付けることに意味を見出していないだけであって(使い終わったものは死んだ獲物=興味なし※ 「ADHDという才能」を参照)、いざ片付けろというと、スイッチさえ入れば案外ちゃんとできたりする場合も結構あるのです。

ちなみにこちらがADHDの長男の部屋のビフォーアフター。
(食事改善で脳内物質を整えてあげると、ここまできれいにできるようになります。衝撃ビフォーアフター あなたは誰?をご覧下さい)。
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ですが自分でこの「お片づけスイッチ」を入れる、という能力を持っていないんですね。

野生動物が、食べ終わった獲物の残骸をくわえて、ゴミ捨て場に片付けるなんていうことをやらないのと同じだと思えばわかりやすいですよね。
 
 
そもそも片付けること自体に意味を見出していないので、上手に片付けるというスキルも当然持っていません。
 

どんなことが苦手かというと、

 「大事なものとそうでないものを判断すること」
 「カテゴリーに分けること」
 「どこに何を置けばすっきりするか工夫すること」
 「目に見えない場所(机やベッドなどの下、クローゼットの奥など)を認識すること」
 
そして、今ある分類にはない新しいものが加わった時、どうしていいかわからなくなったり、ちょっとしたことであっても面倒な手を加えないとならないと、途端に放置状態になってしまいます。

 
 
逆に言えば、これらにポイントを置いた部屋作り、整理整頓のベースを作ってあげることが大切なのです。
それさえ整えてあげれば、100%満足行くものではないにしても、「そこそこ」できることも多いのです。

きっかけさえ与えれば、もともとはハンターでパイオニア精神溢れるADHD、よっしゃとやる気になることも少なくありません。

ただしお子さんの場合、一から全部やらせようとすると、本人は途方に暮れてしまいますので、最初に
「正しい形」
をママが作ってあげて下さい。

重要なコツは、

・直角
・平行

を守ることです。
本やプリントなどを置く時は角をそろえて、机に平行に置く、または直角に立てる。
ふとんをたたむときは、角を揃えて角が直角になるようにたたみ、敷布団に平行に置く。など。

 
 
また、アスペルガーや自閉の傾向が入っている場合、過去の思い出に執着しやすく、1つ1つの物全てに思い出が強烈に詰まっているため、あれも捨てられない、これも捨てられないとなってしまうこともあります。
この場合は、また少し違うルールややり方が必要なのですが(全部写真に収めてアルバムにし、物自体は処分する、本やDVDは決めた本棚1つ分以上は持たないなど)、いずれにしても「物を減らすこと」これは第一条件です。
 
 

 【クローゼット】
 
着替えは最低限分。暮らし方にもよるでしょうが、3日分あればなんとかなります。

それから、いちいちしまうのが面倒なスタイルをやめること。

上に着るものは、Tシャツも肌着も全部、ハンガーにかけてしまいましょう
ハンガーは全部同じ形・同じ色の方が使い勝手が良いです。
というのも、洗濯物を干して、乾いたらそのままハンガーごとクローゼットへ引っ掛けるのです。
 
システム化理論をぜひ参照してみてください
 

   
イケア ハンガー

ちなみに、するっと肩から抜け落ちてしまうハンガーだと、出し入れするたびに服が落ち、大惨事を招きます。
ですが複雑な形のものだと取扱いが面倒になりすぐやらなくなるので、シンプルだけど肩が落ちにくいものがおすすめです。
 
 
 
 
 
 
 
それから、下着や靴下類などは、丸めてポイと入れられるバスケットが便利。
編み込みタイプのかごだと、次第に網目に汚れがたまるので、こういうシンプルな形で、底が浅く幅広がおすすめです。
koziol オーガナイザーM "BOTTICHELLI" ホワイト KZ5732-525

ズボンなどは、たたんで重ねてしまうと、次に着たいものを探す時、下から取り出してぐちゃぐちゃにしてしまうので「1枚=1段を鉄則に ←大事ポイント」 こういうオーガナイザーを利用すると良いです。
PROFIX 衣類・小物整理ラック(スリム)
 
 
 実際の例

closet2
 
 
 【机のまわり】

机の引き出しを上手に使えない子が多いので、なるべくシンプルなものを使うことをおすすめします。
かといってあまりにも何も収納がないと、それはそれで困るよう。

IKEAのこちらのデスクなどは、コンパクトにまとまっていて価格も手頃、おすすめです(店頭価格で¥15990!)。
deskIKEA

ところで、家庭用に作られたものは案外使いづらいものが多く、機能的で丈夫で、価格も手頃なオフィス用のアスクル(個人用はLOHACO)などは、大変おすすめです。
我が家でも子供部屋だけでなく、キッチン、リビングなどあらゆるところで愛用しています。

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LOHACOのデスク関連ページはこちら

そのほか、収納用品も充実しています。
ちなみに我が家では、収納はこうしたキャスター付のレターケースなどを使用しています。
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(同じくLOHACO 収納家具)

キャスターが付いているというのがポイント
発達障害の子は、裏とか下とか隅っこなどに目と意識がなかなかいかないので、どうしても文具やらプリントやらが机・棚などの下や裏に落ちてそのまま紛失してしまいます。
ですので、こういうキャスター付のものであれば、掃除の時に移動しやすいのでとても便利なのです。

しかも、1つの引き出しが浅いのも〇
上からたくさん入れてしまって、中に何が入っているか、わからなくなってしまうということが防げるからです。
透明で外から見えること、ラベルを貼れることがさらに手助けしてくれます。

発達障害を抱えていても、自分では分類するのは苦手ですが、わかりやすくしまう場所を作ってあげたり、決まったやり方をつくってあげれば、
そして「それが面倒だったり複雑だったりしなければ」それなりにやれるのです。
 
 
そして、もう一つ大事なコツがあります。
それは「リセットタイムルール」を作ることです。
詳しくはこちらのページをご参照下さい。
 
重要なこと

尚、どの場合においても、脳内物質を整えてあげないことにはなかなか達成されませんので、DHAとレシチンは十分摂るようにして下さいね!
 
詳しくは、冒頭にもご紹介いたしましたが、衝撃ビフォーアフター あなたは誰?をご覧下さい。

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