トレーニングさせるか自由にさせるかの見極めは?

ご相談者様より(掲載のご了承をいただいております)

発達障害の子って「やらなければ出来ないまま」ということも多いと思うんです。
「知らないうちに出来るようになる」ことは少ない感じがします。

うちは極端に不器用なので、例えばコンパスの使い方などもかなり練習して出来るようになりました><
あまりにも自由にさせすぎて、発達するチャンスを逃してしまったり(幼児期の療育が一番効果あると言いますよね)などはないんでしょうか?

どこまでトレーニングとして行なうか、自由にさせるかの見極めって難しいのかな?と思ったりもします。




おっしゃる通りだと思います。

知らないうちにできるようになるということは少ないのでしょうね。
それができたら発達障害とは呼ばないのでしょうからね(;;)。


見極めは、実は簡単です。

パフォーマンスが足りないときは、材料が足りていない

これだけです。


トレーニングももちろん必要ですが、一番大事なのは材料補給です。

脳が十分働くだけの材料が整うと、訓練しなくても自然にできることが増えます。

言葉が増えたり、字がきれいになったり、部屋が片づけられるようになったり、指が思うように動くようになってきたり。

その状態になって初めて、伸ばしてあげればいいのです。伸びますよ~。


でも、ほとんどの方が、目先のことに走ってしまい、材料補給をしないで訓練に走ってしまいます。
だから一定レベル以上は伸びないんです。

親子で苦しくなる。

こんなにやっているのに何で?と。 

風邪をひいて具合の悪いときは、とにかくゆっくり休んで、体力が回復するまで待ちますよね?

そういう時に無理して仕事をしても、パフォーマンス悪いですよね?

これですよ。

みんな、勘違いして「具合の悪い状態と同じ状態のお子さん」に色々とやらせたり怒ったりしてしまうのです。

具合が悪い人にどんなに怒っても、どんなに訓練しても成果は出ないですよね?
発達障害の症状が出ている人に、材料(栄養)補給をしないで怒ったり訓練したりしても、成果は出ないのです。

でも、どうしてそうなってしまうかというと、発達障害の一番の問題は、

「脳の中は弱っているのに、見た目は元気そうに見えてしまう」

ため、親が

「不安になってしまう」

からなのですね。この状態が一生続いたらどうしようと。

でも、それはたとえて言うなら、恋人に対して、
去っていってしまわないか不安だから、毎日朝から晩までメールしたり、行動をチェックしたり、いちいちうるさく注意したりしているのと一緒です。

逆効果

なのですね。

先天性の遺伝子レベルの問題で、どんなに栄養補給をしても細胞がミスコピーをし続けてしまうことを止められないようなケースもあります。
また、親子関係などからくる別の問題があり、栄養補給をしても、しているそばからそれを消耗してしまうような深い闇がかくれている場合もあります。

ですが、こうしたケースを除き、今いわれている発達障害の多くの場合は、自分の体の材料となる食事の問題が非常に大きいので、まずは材料補給をしっかりしてあげることが先決なのです。

もともとキャパシティが小さくて、苦労しながらやっと一日を終えて学校などから帰ってくるお子さんに、栄養をしっかり補給せずに塾や習い事などをあれこれさせるのは本末転倒なのです。

私は、お子さんの自宅での勉強は1日20分程度、これを効率よくガッと集中させてやることを推奨しています。
せいぜい1日あたり、多くてもこの20分トライアルを2回か3回(受験期など)が限度かなと思います。

無駄に計算や漢字ドリルをやらせないほうがいい、というのもこれが理由です。

脳の材料が足りてくれば、自然と記憶力もUPしますし、ミスも減ってきますので、その時になって効率よく伸ばすようにしてあげるのがいいのです。


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